もどる


MTBレースの魅力  MTBを用いた山岳自転車競技


 はじめに

 右の写真は、主宰が、1996年 岩手県種山でのクロスカントリー・一般クラスの登りで苦しんでいるところです。バイクは KLEIN Fervor。

 もともと自転車は好きだったけど、まさか自分がレースに出ることになろうとは思っていなかった。だけど、ある日、「ローンで買ったMTB、町乗りだけではもったいない」、、、そう思った瞬間、近所の田沢湖で開催するというレースに出ることに決めた。1995年のことです。

 そして初めて出たレースがすごく面白かったんだ。それ以来、黒いレーシングバイクKLEIN Fervorとともにレースに出場し続けている。

 ただし、下位クラスから上がることもできないのであった、、、、(號泣)


 クロスカントリー(XC)のなにが面白いの?

 よくいわれるのが、「参加料を払ってつらい思いをするなんて、、」ということ。たしかにそうですが。

 でも、ほとんどの競技というものは肉体的・精神的につらいものだ。球技だって、サッカーとかバスケットボールなんてすごくつらそうだ。遠くから見ると優雅なヨットだって肉体を酷使している。アルパイン・スキー競技だって、ある意味、恐怖感との戰いである。競技とは、そういうものだ。

 では、クロスカントリーのなにが面白いのか。それは、やはりつらい上り坂を登り切った後に必ず訪れるであろう下りの快感と、ゴールした後の達成感ですね。これって、たぶん、原初的な快感の一部ではないか???

 そして、シングルトラックを走っていると、なにか大地の鼓動というかそんなものを感じるような気がする。草いきれや太陽の匂い、渓流の音、足下で鳴る落ち葉の音、とかね。

 とくに、シングルトラックを時速40kmで下っているときの快感は、他では感じたことはない。

 バイクを降りたあとは、温泉ですね! っあ〜〜〜〜〜っ。

 あと、MTBのXC競技は、登り+下りが激しいので、スキーのXCとアルパインの両方の雰囲気を楽しめるよ!

(? 正確には 「苦しめるよ!」だったか) 

ともかく、スキーが好きな人にはお勧めだ!(雪国出身の主宰もスキー好きです)


 MTBならではの体験とは

 山の中を走っていると、いろいろな野生動物に出会っておどろくこともしばしば。

主宰は今までに トカゲ、ウズラ、ヤマドリ、ニホンカモシカ、イタチ を1−2m以内の至近距離で目撃したよ!

ウズラなんて轢いてしまうとこだったわい。MTBって、徒歩よりも速いし、クルマに比べて騒音がすくないので、野生動物がこっちに気づくのが遅いみたいね。

ニホンカモシカに出くわしたときは相当びっくりしたよ! たぶん、カモシカも、、、

 その中でも忘れられないのが、男鹿半島の真山を自転車で上っているとき、ダブルトラックの水たまりに、たくさんのクロアゲハ(蝶)がいたこと。主宰が近づくと次々に飛び上がって舞い始めた。それはまるで夢のような光景でした。


inserted by FC2 system