KLEIN Attitude 1991 (KLEIN USA) リストア
#23 実戰投入
★青森で行われるレースで、アティチュードをテストしてみることにしました。レストアの成果が問われます。
ついにレースでのテスト。実戦ですな。10年前のバイクが果たしてレースで使えるのか。
実に興味深く、また、不安に感じましたよ。
フレームがポッキリいったらどーしよう。サスペンションがないバイクでドロップオフではじき飛ばされたら?
そんな不安を抱えながらもアティチュードを信じることにして、青森・モヤヒルズに向かいました。
実際のレースの様子は、こちらを。再録ですが。 →ココ
★今日のまとめ
実戦でも、アティチュードはきちんと仕事しました。フォークもフレームも、まったく不安なし。最も優れていたのは、登り性能と取り回しでした。軽量なのが効いていますね。
これで、オールドクラインは、綺麗に磨かれた「床の間の置物」ではなく、現実のレースという過酷な環境で十分使えるものだということがわかりました。
いや、むしろ、そうした舞台でこそ使いたくなるバイクでしたよ。ゲーリー・クラインも、そうした使用をのぞんでいるに違いない。来年のレースでも、一度はアティチュードを実戦投入してみるつもりです。具体的には仙台泉ガ岳のレースに投入したい。
すべてのオールドクラインのオーナーに、レースに持ち込むことを強力に薦めたいですな。
ただ一点、手がしびれるので、手のひらに厚いパッドのついたグローブが必須ですな。要入手。
あと、すごく注目度、高いっす。とくに30代くらいのライダーの視線が熱いですな。まあ、レースではリジッドバイクは珍しいのかもしれませんが、、、