トレイル探索
趣旨:実際にバイクが走ることのできるトレイルを探し、MTBの世界を少しでも広げる
9 トレイルの利用
さて、このサイトでは、探索したトレイルの詳しい場所については、公表していない。
その理由はだいたい次のようなものだ。
バイクが道を走れば、たしかに道が傷む。徒歩の数倍の勢いでね。(タイヤは足の幅より細いからね)
積雪の重みでわずかに回復することもあろうが、基本的には道路の資源も、限りあるものなのだ。この有限な資源を、どうやってうまく、持続的に利用するか。そこが問題だ、、、
一般的には、トレイルでは、ライダーは次のように行動するべきだろう。
・トレイルを壊さない- ・ゴミを捨てない
- ・野生動物の領域まで踏み込まない
- ・歩行者を驚かせない
- ・路面に負荷をかけない
- ・トレイル以外を走らない
- ・雨天時・雨の直後は乗らない
「路面に負荷のかからないように乗る」というのは非常に重要だ。道が掘れるようなブレーキング、スライドターンなどをしてごらんな。砂利道の林道ならいいだろうが、そうでないシングルトラックなら、とたんに雨水がその掘れたところを流れるようになり、さらに溝を深くし、バイクが走れないようなことになってしまうだろう。今回見つけたSKトレイルは、シングルトラックのほとんどが厚い落ち葉に覆われているので、静かに走る分にはダイジョウブだろう。スライドターンなどはいかんな、、、
「雨天時・雨の直後は乗らない」というのも重要だ。そうした場合は水分で路面が緩くなっており、すぐにタイヤで掘れてしまう。もちろん、自粛すべきだね、、、
JMAでは、「たのしいやまみち」というフィールド・コードをもうけている。
- たいせつなこと、すべて自分の責任で行動しよう
- のやまにゴミは似合いません
- しぜんや動物をいたわろう
- いつでも歩行者優先、狭い道で降りて譲ろう
- やってはいけないトレールからのはみ出し走行
- まさかのためにヘルメット、グローブは必需品
- みうちにツーリング計画を伝えてからスタート
- ちょっとまて、そのスピードだいじょうぶ
大喜利のお題かよ、、、詳しくはJMAのほむっぺを訪問して欲しいのだが、、、
JMAの「たのしいやまみち」に、「雨天時・雨の直後は乗らない」という重要な要素が記されていないのは残念ですな。
オレは雨天時・雨の直後は乗らないようにはしている。(レースでは別だが、、、)
まあ、トレイルライドでは、路面にやさしく走ることが何よりも大切だろう。
話に聞くと、雪国以外のトレイルライドの季節は、冬らしいね。雪が降らないんだから、年中乗れるだろう。なるほどねー。しかし、雪の重量によるトレイルの回復も、ないはずだ。ということは、雪国以外でのトレイルは、雪国のそれに比べて相当早く傷むということが予想がつく。
ところで、カナダの連中は、冬でも乗るのかしら。マイナス20度とかでも?まさか乗らねーよな。
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