トレイル探索


趣旨:実際にバイクが走ることのできるトレイルを探し、MTBの世界を少しでも広げる


6−3 探索活動(3)  

この日は、もう1か所を探索してみた。

そこは、前回の「猟地」から少々離れた、広域農道を挟んで反対側の山だ。

そこは、いわゆる林道なのだが、ここにも入り口に看板があった。いやーな予感がするが、、、

「不法投棄禁止 車輌はナンバーを控えさせていただくことがあります」

なーんだ。不法投棄しなければいいのだ。逆に、自由に入山できる、ということだろう。気をよくして走り始めた。

轍のあるジープロードが100m続いたあとは、完全にシングルトラックになった。路面は良く踏み固められたフラットな土。しかし、下は湿地っぽい。植生が邪魔だが、刈れば走れそうだ。2kmほど植生をかきわけかきわけ走ってみた。

そこは、確かに人が最近、少数歩いた道。まさにシングルトラックだ。なぜなら、所々に、ピンクのビニールひもで、目印がついているのだ。あきらかにこれは道しるべ。そして、小さな沢を渡河するところには、丸太で組んだ橋(といっても、沢においただけのモノ)が2か所ある。

どうみても人が歩く道だが、、、

植生で足が傷ついてきた。実に、長いバイカーズパンツが欲しい。今度買おう。

どうみても人工の切り通しに到着。しかし、ここは路面が落差50cmくらいに掘れており、バイクで乗れないのだ。よって、押しに入る。人工の切り通しに、不自然な路面。もしかしたら、森林鉄道の軌道跡だったかもしれない。

しばらく悪戦苦闘しながら登るが、、、、ついに、道そのものが消失。地図上の道が消えている。

あちこち探したが、見つけることは出来なかった。むう、、、GPSではたしかにこのへんに道があるはずなのだが、、、道を探すことを断念。そもそも、バイクで走るには非常に面白くない道なのだ。

これで、3度目の失敗となる。



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