トレイル探索


趣旨:実際にバイクが走ることのできるトレイルを探し、MTBの世界を少しでも広げる


2 トレイルの条件  

では、どんなトレイルが最適なのだろうか。あくまでも机上で考えてみた。トレイルの理想型を書き出してみよう。


(1) 自宅から近い(半径10−20km以内)

クルマで2時間もかかるような場所では、なかなか行く機会が限られる。バイクで自走していければベストだろう。その場合でも、せいぜい半径10−20kmの圏内だろう。

(2) 適度な距離の周回路

長さ1kmとかだと短すぎないか?あるいは30kmのトレイルは、果たしてどうかと思う。5km以上10km以内くらいが最適だろう。これに対し、標高差はわりとあってもいい。距離10kmで標高差200m以内、くらいだろうか。周回路でないと、往復が同じ道を通る事になる。まあ、それでもいいんだがね。気分的に周回路のほうが自然なような気がする。

(3) シングルトラック区間が多い

個人的な意見だが、MTBとはシングルトラックを走るための乗り物ではないだろうか、と思う。林の中のシングルトラックを 走り抜ける、その瞬間のために、私はMTBに乗り続けているのかも知らんな。(それほど楽しいのだが、、、) よって、シングルトラック区間は多ければ多いほどいい、としとこう。まあ、なかなか難しいとは思うけどな。

(4) できるだけハイカーと共用しない

安全性を考えると、トレイルをハイカーと共用すべきではないだろう。それはわかっている。だが、この国ではなかなか共用しない場所を探すのは困難かも知れない。ハイカーや、とくに北奥羽では山道のあらゆるシーンに山菜採りが出現するのだ。まあ、それに注意する必要があるだろう。

(5)野生動物の脅威が少ない

危険な野生動物にもいろいろある。ツキノワグマ、ブヨ、ヌカカ、ヤマビルなどだ。これらの脅威は、少なければ少ないほどいい。

(6)森林の中にある

森や林の中にトレイルがあると、ひどい日焼けを防ぐ事ができ、景色も変化が生じて楽しい。もっとも、シングルトラックの多くは森林や里山のなかにあるので、(3)の条件が確保できればおのずとOKだ。ただし、ツキノワグマやスズメバチには十分注意する必要がある。

(7)駐車スペースがある

クルマで行く場合、駐車できる場所が必要だよ。まあ、林道の隅とか、生活車や作業車の邪魔にならない場所だね。できれば、複数のクルマが止められる場所だ。いわゆる駐車場という場所が最適なことは間違いない。

(8)トイレがある

男子ならまあ、そのへんで用を足せるが、女子はなかなか難しいだろう。そこで、できれば駐車場とトイレがセットになっていればベストだ。、、、そんな場所があるのだろうか?あるいは、極端に自宅やコンビニから近いとか。


こんなかんじだろうか。これに見合ったトレイルがあればいいのだが、、、

この8つの条件のうち、5つくらい揃っていればまあいいのではないか。

次回は、机上で、地形図を使って探索してみます。

地図(地形図)か、、、方向音痴のオレには苦手な分野だ。



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