トレイル探索


趣旨:実際にバイクが走ることのできるトレイルを探し、MTBの世界を少しでも広げる


12-2 都市近接型トレイル(実地編)

レースシーズンが終わる10月の休日、現地へ赴いてみた。果たして、どうだろうか。

バイクはいつものアティチュード。GPS、マップケースを装着しておく。

まず、前回立てた計画の通り、「巨大な家具屋」の駐車場にクルマを止め、バイクを準備する。駐車場が広いので、他のお客さんの好奇の視線も感じなくて済む。

大人の事情により駐車場のみ撮影ですな

「巨大な家具屋」から、トレイルへのアプローチの道路はほんの500m。


【第1トレイル】

さっそく、第1トレイルに進入する。最初はジープロードだが、すぐに本格シングルトラックに入る。沼の脇の道なんだが、ちょっと入り口がわかりづらい。近所の農家が資材を置いているので、その脇が道になっている。

ありがたいことに入山禁止などの看板はない。

見た目には道などなさそうだが、あるのだ

最初は傾斜がきつく、押しながら行くが、100mくらいで激坂は終了。その後は下り主体になります。しかし、樹脂製の階段が設置されており、なかなか乗れない。とはいうものの、乗車率は50%以上だ。

こんな道と階段とが交互に連続します

階段が多いので、後半は乗ったまま降りていたのだが、樹脂の階段で滑って、激しく前転してしまった。オレは背中から階段へ激突し、バイクが谷に落ちかけました。このとき、ボトルを落として無くしてしまった(あとで気づいた)、、、、残念。

第1トレイルの長さは1500mくらいだ。

というわけで意外なほどスムーズに第1トレイル終了。


【第2トレイル】

市道を挟んで、すぐに第2トレイルがはじまります。しかし、ここはあぜ道的なトレイルで、ほんの500mくらいで終了だ。


【第3トレイル】

そして、ふたたび市道を挟んで、すぐに第3トレイルに突っこむ。ここはいきなり森の中のシングルトラックとして始まるのだ。森に踏み込んでいく感じなので、なかなかいい雰囲気であります!

すごくいい感じだよ

最初のうちは水分が多い路面がが100mありますが、その後、乾燥した鉄塔管理道に移行します。最初の鉄塔に到達すると、あとはだらだらした下りメイン。

ここがなかなか素敵なトレイルだった。階段は少なく、第3トレイルの乗車率は約80%。ただ、この時期はクモが多くて、よけるのに難儀しましたが、、、11月くらいにはクモも姿を消すので、たいそう走りやすくなるのではないかな。

第3トレイルは全長にして2000mくらいのシングルトラックですな。ヤブも無く、非常に走りやすい。最後は民家周辺のアプローチとなり、押しておりる必要があるくらい、急な坂となる。これでこのトレイルも終わり。


【行き止まりの挽歌】

いやー、なかなかいいトレイルだったじゃないの?と思い、集落に出ようとすると、意外にも最後の最後で問題発生。

シングルトラックが、幅1.5mの用水路にぶち当たってしまい、そこに橋はないのだ。ゲッ!

すぐ右を見ると民家があり、民家所有とおぼしき橋もあるのですが、その橋に至る道は厳重に、木切れ・防鳥テープなどでふさがれています。つまり、これは「ここを通ることは決して許さん!」という無言のメッセージですな。すごく怖くなりました。

きっと、誰かとなんらかのトラブルがあったのだろう。

そこで、なんとか民有地を通らないようにして、危険を冒して渡河しました。

あとは舗装道となり、ここで探索は終了。

今回は意外なほどスムーズに行きましたが、最後の最後で道を封ぜられたというわけ。

探索時間は1時間10分。距離は4kmくらいです。


わかったこと

・容易なトレイルで、けっこう面白い
・アップダウンが少ない
・爽快感は少ない(下りスピードは出ない)
・10月はクモが多い
・最後の行き止まりが残念だ


クリをもらいました


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