KLEIN Attitude 1991 (KLEIN USA) リストア
#21 ステッカー製作
★今回はステッカーを製作してみます。
昔(7−8年前)は、ステッカーの自作も手間でしたよ。こんな手法でつくっていました。
- @まず、HPのプリンターDeskwriter550Cで、お好みのグラフィックをプリントアウトします(だいたい1.5センチ四方まで)
- Aそれを持ってカラーコピー屋さんに行き、「OHPシートにコピーして!」という
- Bカッターできれいに切り抜く
- C文房具屋さんに行き、TEPRAのカートリッジのみ、購入。色は、白。
- D次に、TEPRAのカートリッジをばらして、TEPRAの2層のラミネート構造の中にグラフィックを挟み込む(うっ、写真なしでは説明不可能、、、)
- Eさらにカッターできれいに切り抜く
- F完成。バイクに貼り付ける。
これで耐候性のあるステッカーが完成するのですが、くわっ! アホみたいですな。上の文章もなにを書いているのかわかりにくいですね。それほどの超絶テク(笑)なんで、マネしないほうがいいです、、、たぶん主宰も忘れかけています、、、
今は、Too社の耐水ホワイトラベルSGがあれば、インクジェットプリンターで、立派なステッカーが簡単に作れてしまいます。ある程度耐候性もありますが、ちょっぴり色あせします。
ので、この表面に、仕上げシール・つやつやを貼れば耐候性もOKですね。
はあ、、、テクノロジー。ただし、小さいサイズがいいみたいです。粘着力があんまりないので。あと、曲面には向いていません。
今回は、シャムロック(つめくさ)の葉をステッカーにしてみます。
シャムロックはアイルランドの象徴です。アイルランドの平和を託してみた。いや、まじめに。それに、幸運の印でもありますな。
フォトショップでデザインして、キヤノンのプリンターで印刷して、、、で、切り抜く。
切り抜くのにはデザインカッターなんかを使うときれいにできますね。普通のカッターでもイイヨ。
カッターを動かさずに、切り抜く方を動かすと細かい部分が切りやすいですね。あと、カッターの刃はつねに鋭くしておく必要がありますな。
手の脂が接着面に着かないように注意して裏紙をはがします。
で、貼り付けると、こうなります。
貼り付ける前に、フレーム側をブレーキクリーナーかエタノールかなんかで脱脂しておく必要があるね。
なかなかいい出来だ。
葉にはけっこう細い部分とかあるんですけど、うまく貼り付けることが出来ました。この技法、結構面白いです。変色さえしなければ完璧なんだが。
ま、カッティングマシーンで、カッティングシートを切って作ると、またいい感じに出来るみたい。ただし、基本的には単色なんですよね、、、単色を組み合わせると複数色も可能ですが、プリンタのように、グラデーションとか複雑な色を出すことは出来ません。大きいデカールに向いてますね。プロの看板屋さんにお任せしたほうがリーズナブル。
これは曲面でもOK。蒸しタオルで押しつけるように貼っていくと、カッティングシートがのびてグワイよく貼れます。
★今日のまとめ
ステッカーは改造の基本中の基本。リストアにも役立ちますね。使いようによっては意外な使い方もあるのでは、、、
カッティングシートにも大きな可能性がありますね。これで長尺の、ピンストライプ状のものを作れば、なかなかいい感じに仕上がるのでは、と思っているのだが。
つづく!