KLEIN Attitude 1991 (KLEIN USA) リストア
#9 判明したことのいろいろ
★今回は、リストアを進めていくうちにわかったこと、気がついたことを書き記してみます。
年式を92年型に変更しました
●フレームの年式フレームの年式が判明。1992年モデルであることがわかった。
決め手の一つは、シートチューブの径。1990年〜1992年モデルは27.2mmでしたが、1993年モデルから31.6mmとなりました。
よって、このフレームは1990年〜1992年モデルのどちらかと言うことになりますが、もう一つの決め手、フォークの構造で判断しました。つまり、1990、91年モデルのフロントフォークがボックスクラウンタイプであるのに対し、1992年以降はユニクライン UniKleinフォークとなりました。違いは、フォーククラウンの部分を前方から見るとわかります。ボックスクラウンは溶接してあるので若干角張っていますが、ユニクラインはなめらかな曲線を描いています。
これらのことから、このアティチュードは1992年モデルであることがわかりました。10年前のモデルですな。
●フレームの程度どうも、このフレーム、実は程度は悪くはなかったらしい。買ったときはひどい状態だと思っていましたが、この年代のクラインでは年数が経過していることから、腐食とかある程度の劣化はしかたがないみたいだね。
でも、ダイジョウブ。ANDによれば新車同様に仕上がるということでした。
●ケーブルガイドANDによれば90年〜93年型のクラインは、BB下のケーブルガイドはクラインオリジナルパーツを使っているそうです。このパーツは現在生産されていません。つまり、交換部品はありません。 現在付いている部品を大事に使う必要があります。
●塗装ANDによれば、粉体塗装については塗装色の混合が不可能なため、カラーチャートから自分の好きな色にもっとも近い色を選ぶことになるそうです。
また、ピンストライプ、ネームを入れることも出来るそうです。別料金が必要です。今回は入れません。自分でなんらかのステッカーを作成するつもりです。ステッカーについてはあとでフォローします。
塗装は2層構造。まず、希望の色をパウダーコート塗装し、その上に耐熱仕様のロゴマークのカッティングシートを張り付け、さらにクリアーのパウダーコート塗装を行うそうです。耐熱仕様のロゴが必要なのは、パウダーコート塗装に高熱が必要だからですな。相当に頑丈な塗膜が形成されるでしょう。クリアーの下にロゴがあるので、剥がれることはほとんどあるまい。
●カーボンブレーズネットオークションに、品切れ中のANDのカーボンブレーズが出品されたので落札を試みる。結果は、落札できず。あまりに高くなりすぎましたので、入札を放棄しました。ネットオークションって、どーしてこう欲望を刺激するんでしょうか、、、
★今日のまとめ
いろいろ知らないことも多いものだと思いましたよ。
つづく!