KLEIN Attitude 1991 （KLEIN USA） リストア
＃７ 色彩計画
★色彩
バイクのデザインには、色彩が重要な要素を占めますよね。色の良し悪しで気に入ったり気に入らなかったりするよね。とゆーわけで、自分の好きな色に塗り替えていこう！
カスタマイズの基本は塗り替えですよね、、、ヘルメットもそうですよね。改造は塗り替えに始まり、塗り替えに終わるっすよ！ あらゆるものを塗り替えていこう！
★パウダーコートとは
今回、行う塗装はパウダーコート。これは、静電気をかけることで粉状の塗料をフレームに付着させ、高熱の窯で焼いて硬化・密着させるというもの。日本語では粉体塗装といいます。粉体塗装については、http://www.chuokai.or.jp/kumiai/japca/ がくわしい。
●利点は
・有機溶剤を含まないため、環境への負荷が小さい ・塗膜が頑丈 ・塗膜が均一
つまり、有機溶剤系や水性の塗膜より、５〜６倍の硬度があるという、バイクフレームに最適な塗装なんだってさ。
クライン本社による塗装もパウダーコートっぽいよね。でも、有機溶剤系のようです。通常の塗装を行ったあと、DuPont(デュポン)の分厚いクリアーを吹いているということだ、、、クラインのバイクのは、とっても頑丈な塗装面なのよね。たぶん、この分厚いクリアーのためもあると思う。でも、頑健さではパウダーコートには及ばないでしょう。
★リニアフェードか単色か
オリジナルは３色の塗り分け：リニアフェード（Horizon Linear Fade ピンク→紫→青）だったが、これは色が無段階に変化するため、タッチアップ塗料による補修がムズカシイという欠点がある。また、このATTITUDE、すごく変色していたんだよ！もしかしたら、リニアフェードってすごく退色する宿命なのかーッ！
なので、簡単に補修が出来る単色に塗ることにしました。濃い青緑色にしようと思う。
★色の名前
クラインでは、伝統的に、色に名前を付けてますね。
Incoming Tide（満ちてくる潮） Approaching Storm Gley（迫り来る嵐） Painted Desert（ペインテッド砂漠(実在)） Sea & Sky（海と空） Sedona Orange（セドナ岩漠のオレンジ色） Jamaican Gold,（ジャマイカの黄金） Silver Cloud（銀色に輝く雲）、、、
みんなかっこいい名前だ。よって、主宰もマネしなければいかん。
主宰は、この色に Forest in the Depth という名前を付けてみた。深海の森。ワカメとかの海藻のような色だからね。
ロゴは、この色にマッチする白色がいいのではないかな。
ＡＮＤからのオファーによれば、ロゴは白色のを用意できるということでした。
★今日のまとめ
色を考えるのは楽しいなあ。
つづく！