KLEIN Attitude 1991 (KLEIN USA) リストア
#5 どんなチューニングを?
★チューニング計画
いよいよチューニング内容を決定するときがきたよ! フレームの現状をよく見て、いろいろ考えた結果ね。
●フレーム分解・組み立て
これは塗装には必須ね。主宰はクラインの特殊工具を持っていないので、MC用フォークを外すことが出来ない。MC-1ははずすことができんだけどね。
●サンドブラスティング
旧塗装を剥がすのに、細かい砂の粒を高速で吹き付ける処理。サンドブラストがない場合は、ペーパーで何日もみがくんだってさ。どっちにしろ、主宰のようなシロートには無理だからね。
●ワイヤー内蔵加工
ブレーキワイヤーを内蔵するために、トップチューブ内部に細いパイプを入れて、トンネル状に溶接するのだ。すげー。むろん、主宰には不可能。
●カンチガイド削除加工
カンチレバーブレーキ用のガイドがフレームに付いているが、これを削除。Vブレーキを使うので不要になりました。
●バーの切断
ハンドルバー端のつぶれた部分を切り取る。
●シートチューブ内側の清掃
シートチューブ内をきれいにする。
●下地処理
サンドブラスティング後、完全に脱脂して、塗装に備えるのだ。具体的にどんな処理をするのかは分かりませんが、これも、主宰のようなシロートには無理だっ。たぶん、薬品でやるんでしょうね。薬品で。
●塗装
塗装は専門会社に送ってやってもらう。クライン純正並みに再現したい。ロゴマークも、純正に忠実に、をモットーに。オリジナルを出来る限り再現するのが目標だ。
●チタンスタッドボルト 4本
Vブレーキを取り付けるボルト。これは、軽量化対策ですかね。
●ヘッドベアリング交換
劣化したベアリングを交換します。なんか、ステアリングが、がさがさしているので、、、必須だ。
●シフトチューブ交換
ワイヤーを通すポリエチレン製チューブが劣化しているので素直に交換。これはまあ、妥当だよな。
●AND ボトムブラケット
ANDが製作するセレーションBB。シマノのシャフトを使用しています。最近開発された模様。
断念したもの
●Reset ボトムブラケット BBS Cartridge
もう待てませんな。
●カーボンブレーズ 2枚
これは、在庫なしのためとりあえず断念。
●MC-1中空アルミ引上ボルト
これも、在庫なしのためとりあえず断念、、、
★そして、、、
以上のメニューを、メールでANDに伝え、いよいよ発送ということになります。
ANDによれば、納期は三か月だそうだ。まちどおしいね。
★今日のまとめ
うっ、なんか、お金がすごくかかるよ!
つづく!