BONさん(92年型 ラスカル)からのおたより



 運動不足解消のために始めた自転車通勤でしたが、次第に自転車に興味を持ち始め、KLEIN ADEPT 2002を近所の自転車店で購入しました。数ヵ月後その店で倉庫の整理が行われ、1992 RASCAL 18inchがデッドストックで発見されました。思わず再びの購入を決めました。

 ご存知の通り、路面のダイレクト感が楽しい反面、速く走るにはテクニックが必要です。他に ATTITUDE 2003も所有しておりますがRASCALが乗っていて理屈抜きに楽しいですね。

 ハードに関しては当初7速でシマノDX仕様でした。始めはシフト調整が上手くいかず、それは結局ダウンチューブ内でフロントとリアのシフトケーブルが交差していたことが原因でした。(昨年購入しましたQカーボンもフロントとリアのシフトケーブルが交差していました。この不具合は結構あるのでしょうかね)

 さて、メカいじりが好きなこともあり現在は9速仕様にまで近代化させました。ブレーキもカンチからメカディスクに変更しました。

 RASCALはホライゾンタルドロップアウトであるためディスク化が可能でした。最終的に後輪を10mm後部へオフセットさせています。オフセットしないとディスク板とチェーンステイが干渉しディスク化はできません。あとはスペシャライズドディスクアダプタを加工してその後、フロント用インタナショナル台座からポストマウントに変換するアダプタを取り付けワッシャで高さ調整しています。

 フロントは当時のオリジナルフォークにインターナショナルディスク台座をドバッツライノハウスさんで溶接していただきました。こちらもフロント用インタナショナル台座からポストマウントに変換するアダプタでヘイズメカディスクを装着しています。

 次なる課題はオールドクラインの悩みであるクランクです。しかし、まだ3年しか乗っていませんし、オリジナルの調子がよくまだ手を入れる必要はないと思いますが、RESETさんの部品は気になっております。

RASCALはこれからも大事に乗り続けます。


(主宰コメント)

ついにディスク化したラスカルが登場!

オレが頓挫したリアディスク化を、非常な工夫で解決していますな。単にスペシャのディスクアダプタを入れるだけではだめなんですね、、、さらに後方にオフセットするなどの工夫を行っています。そして、フロントフォークへは溶接直づけです。

むう、、やるなー。超強力なラスカルです。

この分では、さらなる改造を行うんでしょうな。今後も楽しみです。

 交差問題ですが、主宰の3台は交差してませんでした。工場での手違いなどが考えられますが、検証は行っていません、、、


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