KLEIN Fervor 1994(KLEIN USA) 近代化改修 Updating
#14 ハンドル周り改修
#14-7 デュアルコントロール・レバー
先ごろ、シマノの変速系に大きな動きがありました。
それは、デュアルコントロール化。これはすでにロードバイクの世界ではおなじみのものですな。要するにブレーキレバーが変速レバーを兼ねている。シマノの言い分では、ハンドルバーのどの位置に手があっても変速できるエルゴノミックな構造なんだそうです。本当かよ?
エルゴノミックとはいいながら、シフトアップの時は、手の甲側の指でレバーを押し上げるという、日常生活ではあまりない動きを要求されます。
(その動きが苦手な場合に「解除レバー」なるラピッドファイヤーのようなレバーを装着して対処するみたいですが、、、本末転倒じゃねーの?)
なんとなくシマノが横車を押しているような、無理を通そうとしているような感じもあり。そして、長年使い慣れたラピッドファイアーをやめてまで、交換するメリットがあるのか?
でも、噂では変速タッチがすごくよくなっている、、、って、、、いうじゃな〜い?
でもアンタ、、、周りでは誰も使ってませんから!残念!
まあ、いろいろと疑問もありますが、新しい技術も試してみたいね。最初にジェット機に乗ったテストパイロットとか、フグの卵巣の粕漬けを最初に食べた人の心境ですが、、、そして、オレはこうした独善的な製品、けっして嫌いじゃない。
そんなわけで、レースシーズンの終わりとともに注文してみました。来年に向けて慣れる時間が必要だよな。
良く見ると、左右非対称ですね。Fシフターの方が若干おおきくなっています。
デュアルコントロールのブレーキレバーは上下に動く構造となっていることから、転倒時にフレームにレバーががっつり当たっても、フレームを壊す可能性が低くなっています。XCバイクの場合、ハンドルが低いので、フレームに激突することもあるんですよ、、、
FERVORも老兵なのでなるべくいたわってあげたい。