KLEIN Fervor 1994(KLEIN USA) 近代化改修 Updating
#13 KOWA JOULE テスト
JOULEのストロークは標準で80mm。前の「JODY」(*)フォークが66mmだったので、15mmほどストロークが伸びています。それに加え、どうも20mmほど絶対長も伸びているみたい。
だいぶジオメトリーが違ってしまいます。35mm以上伸びているようなので当たり前か?
つまり、ヘッドチューブが寝てくるわけ。一般的にヘッドチューブが寝ると、ハンドリングもダルになるといわれていますな。慣れるのに少々時間が欲しいところ。
(*)ROCKSHOX JUDYにエアサスユニットを挿入したものをオレが勝手に名付けた
では、JOULEを田沢湖のレースでテストしてみることにしました。
まず、登り。
ロックアウト機構が付いているのですが、リモートではありません(オプションで可)。フォーククラウンの左側についている銀色のレバーを手前に引けばロックアウトします。
さっそくこの機構をテスト。
完全なロックアウトというわけではないんですかね。少しは動きます。
ポジションですが、フォークの全長が長くなっていることから、だいぶハンドルバーが高くなっています。そのせいか、なんか力が出ないよ!
というわけで、バーの高さをJODY時代にあわせて、ぐっと下げることが求められよう。
そして下りですが、田沢湖の下りが泥のシングルトラックだったのであんまし検証できず。ただし、後半の森の中のシングルトラックでは、フォークの存在を意識することなくスムーズに走れた。そうした挙動の自然さは評価できるかもしれません。
次回、田沢湖でダブルトラックの下りで再度テストします。
シングルトラックでの素直な挙動はなかなかいいかもしれません。ネガティブトラベルが効いているのかね?
今後の課題としては、XC用のポジションを再構築することですな。具体的には、もっと(4センチくらい)ハンドルバーの位置を下げる必要があります。方法は、ステムを逆さにしてとりつける方法が考えられますが、このバイクで可能かどうかは未確認ですな。まあ、方法はいろいろ試してみることにします。
少なくとも、次回のレース(モヤヒルズ)までには解決する必要があるね。
さて、仙台ではホログラム・シールドが雨のせいでベルクロごとはがれるトラブルに見舞われました。そんなこともあって、非常用にTHEのフェンダーを買ってみました。これもなかなかいいですな。かさばるのと、前輪が見えなくなるのが難点ですが。