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KLEIN Fervor 1994 近代化改修 Upgrade Program


#3 近代化改修とは


今回は、近代化改修とはなにか!ということについて軽く。


近代化改修って、航空機の世界ではよく聞く言葉ですな。

航空機はすごく高価なので、自動車とかのように、古くなったからといって、おいそれと廃棄したりしないんですよ。

だから、古くなった部分を更新して、現代の状況にあわせていくんです。そのほうが経済的ですからね。

もちろん、航空機の構造自体も、そうした周辺部品、、、たとえばエンジンや電子装備の交換を前提としているんですよ。

これを、近代化改修=Upgrade アップグレードといいます。

航空機によっては、50年近くも使用している機体もあるくらいですよ。

日本でも、1972年に初飛行したジェット戦闘機が、アビオニクスやレーダーを改修して現在でも第一線で使用されていますな。ボーイング(旧マクダネル・ダグラス)F15のことです。

船の世界では「改装」という用語を使うようですな。


この言葉、パーソナルコンピューティングの世界でも聞くようになりましたな。主宰はマックユーザーなんですが、マックの世界では10年くらい前によくアップグレードという言葉を使っていました。

当時のマックは高価で、一度買ってしまうとおいそれと買い換えできなかったです。だから、マザーボードやプロセッサを交換してアップグレードしていました。

たとえば、LCというモデルは LC-II、LC-III、LC-475と長らく使用することができました。


基本的には、根幹部分が更新不能なものについて、周辺部品を最新のものと交換することで現代の第一線で使えるようにすることを、近代化改修というみたい。

この定義、オレのファーバーにぴったりですよ。全面的にシステムを更新するお金もないしね。


つづく!

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