2015 宮城県南三陸町歌津 たつがね

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「トレーニングする」

昨年からずっと、1日おきに30分、深夜にバイクを漕ぐというのをやっている。運動強度は低いのだが、冬はともかく夏場は汗びっしょりになってしまうので、シャワーを浴びてから寝るということにしていた。

ただバイクを漕ぐのも飽きるので、iPadでkindleを読んだりビデオを見たりして漕いでいる。30分などすぐに過ぎる。
これを繰り返していたわけだが、副次的効果としてカゼを引きにくくなった。以前は子供のカゼを常にもらっていたのだが、最近はそんなこともない。これはおそらく、運動によって体温を上げたために免疫系が働くようになったからではないか、、、と勝手に想像。

(と、書いたその日にカゼを召してしまい、2日ダウン。フトンの上げ下げだけでゼーゼーしてしまう始末。)

1日おきに運動しているのが少しはたつがねに資するだろうか、と思うが、運動強度が低いので、まあ気休めだろうな。
機材ももう10年目くらいなのだが、レースとかトレイルでしか乗ってないので、交換するほど使っていない。
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「準備する」

今年は、2015年において準備した品を書き出していこう。将来のための記録とする。

【オプサルミック関係】
コンタクトレンズ、ケース、洗浄液など
眼鏡がずれたら死ぬ!ような気がしてバイクに乗るときはコンタクトレンズにしている。

【バイク関係】
バイク(KLEIN Fervor) 20年もの
ホイール Mavic Crossmax リムブレーキ仕様 15年もの
タイヤ Continental Race King UST

タイヤはUSTテクノロジーの軽量タイヤである。


【バイクウエア】
半袖ジャージ&ショーツ(Twin Six)
ウェブベルト
サングラス(Oakley) 15年もの
ヘルメット Giro Xen バイザー付き
シューズ Adidasの15年もの
フルフィンガーグローブ Fox
G-shock

このジャージ&ショーツは新たな服飾ドクトリンに基づくものであり、けっしてロードバイカーには見えないというものだ。
シューズはそろそろ寿命であるが、年間このレースにしか使っていない。

【寒さ避け】
・5月の三陸は寒いので必要
パフォーマンス下着(L.L.Bean)
UNIQLO ライトウエイトダウンジャケット

これらは小さくパッキングすることが出来る。

【水分補給】
CamelBakのボトル
水(朝コンビニで買う)
SuperVaam粉×3(買ってある)

【栄養】
おにぎり(朝ご飯としてコンビニで当日購入)×2個
レース前おにぎり×2個
ゼリー状食品×2個(買ってある)
SoyJoy×2個(買ってある)

【工具セット】
油脂(wako's)、チェーンワックスなどを含む
Silcaのフロアポンプも

【その他】
バスタオル
手ぬぐい
常備薬(正露丸・バファリン・漢方胃腸薬等)
Dopp Kit
ツバの広い帽子
カメラ(PENTAX K-7 & Q)

このうち、新たに購入する必要があるのはおにぎりと水である。このように、バイクレースの参加については、一度装備をそろえてしまうと、それ以降は意外にお金がかからないということがわかるだろう。

実際にスタートラインに立つと、「なんでエントリーしてしまったんだろう?」と思うことがある。

永遠に準備だけしていれば楽なんだが。

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「目標を考える」

おかしいな、、、レースに参加して20年たつが、一度も入賞していないぞ?
レースにさえ出れば、自然に入賞していっぱしのアスリート扱いされると思っていたのに、、、(もちろん嘘です)

ここ2年はまともにたつがねで走れていない。一昨年はクルマが大爆発し、昨年は腸が大爆発だ。

そんな体調で昨年完走したのは正直自分を褒めていいかな。

今年は食あたりになりそうなものは前日から一切やめていきたい。
そう、、、「おかゆ」めいたものにしよう。当日も道の駅で「飲むヨーグルト」などは飲まない。

なんか羮に懲りて膾を吹く感があるが。

さて、本題の目標なんだが、、、
ここ数年の走行時間の増加の原因について探ってみた。年齢により可動可能な最大心拍数が減少していることで、当然パワークライムのタイムが落ちている状態だと思う。
そこをシングルトラックで取り返したいのだが、短いので無理。なので、パワークライムを何とかしないと、タイムの向上は望めない。

しかし、実際に乗れる秋までとは異なり、モチベーションを維持したまま雪の冬を過ごすというのは難しい。

おっ、、、いつになくアスリートみたいなこと書いてる。
ここで人生の意義とか投資信託とかのエセ箴言を書き込めばオレも為○だな!

、、、ちょっと黒い部分が出てしまったか、、、

たしかにほぼ休まずに一日おきの室内ライドはしていたが、正直「Blame!」とか「私モテ」とか読みながらじゃあね、、、
でも、5年前の実績をそのまま適用することにしたい。

今回の目標:クロスカントリー9.9kmを65分で走る

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「トレイルでテストする」

例年、たつがね前にはいつものトレイルで機材の最終テストすることにしている。

このいつものトレイルではバイクごと崖下に落ちかけたことがあるので、注意だよな。(枝をつかんで助かった)

シーズン最初に無理をすると危険なので、まあ1周しようか。登りではそんなにゼエゼエ感ない。
でもレーシングスピードではこうはいかないんだよな、、、

ドロップオフでバイクから体が離れてしまった。つまりバイクを飛び越えて走るという状況になったんだが(e.g.ウィリアム・ニーリー)
、、さすが冬越えの身体。ぜんぜんダメだ。

怪我はしなかったんだが、ブレーキレバーが干渉してバイクに少々傷がついてしまった。

あと、Twin Sixのショーツは乗ってるうちに下がってくるので、ウェブベルトを追加装備しよう。

後日、もう1回トレイルに行って2周しておいた。

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「整備する」

整備の手順でも書いておくか、、、

・Mavicソフトストーンでリムサイドを磨く
・ブレーキシューの位置を変え、リムの新しい面に接触するようにする
・ブレーキシューの固定ボルトを再確認
・カセットコグをクリーンストリークで洗浄し、ホワイトライトニングを塗る
・チェーンにホワイトライトニングを塗布(前回洗浄・塗布済み)
・ディレーラーにWako'sのラスペネを塗布
・SPDペダルにグリースを塗布
・フレームのタッチアップ、ワックスを塗る
・ブレーキレバー固定ボルトを適宜緩めておく

ホワイトライトニング社のディグリーザー・クリーンストリークは非常にいいな、、、少量で全ての汚れが落ちるのでおすすめだ。

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「出発する」

出発の手順は次の通り。

・クルマの後部座席にタイヤを外したFervorを積み、紐で結束する

(tying down)
・ホイール、工具、トートバッグなどすべての荷物を荷室に積む
・ETCカードをセット
・iPadをUSBで接続(充電のみ)
・iPadのbluetoothをON
・ナビに行き先セット

このクルマのオーディオはbluetoothでiPadのミュージックフォルダを聴けるので便利。
今回は家でコーヒーをサーモスに淹れて行った。高速のSAでもトイレ休憩とコーヒーを喫す。

昼食は気仙沼のインド(ネパール)料理店Yetiでランチを喫食。ネパールへの救援のため、明後日(当時時間)から1か月ほど休むそうだ。
置いてある谷口ジローの「神々の山嶺」を熟読。おもろいなあ。

料理屋で谷口ジローを読むときはね、誰にも邪魔されず自由でなんというか救われてなきゃあダメなんだ 独りで静かで豊かで・・・
・・・わけがわからないよ。

その後、半島の先端、泊崎へ。(歌津には10回ほど訪れているが、まだ泊崎は行ったことなかった)
黒松の切り株に腰掛けて静かな太平洋を眺めました。下の浜に降りたかったのだが、道が見つからず断念。


そして1.5車線の道をしばらく行ってたどり着いた宿は、、、これ。


そう、、、古い小学校を改造した宿泊施設「さんさん館」だ。
廊下、階段も木!

学校でぼっちとは、、、これも運命だろうか。

泊まった部屋は二人用の洋室で、宿の人が気を遣って広い部屋にしてくれたのだろう。夕ご飯は食堂で一人でもちゃもちゃと食べる。
夕食後、買ってきたキリンの7-11限定ビールと柿の種を喫食しつつ、15分×2回限定のインターネット接続をしたり、Kindle版を読んだりTVを観たりして過ごす。これで常時接続可能だったらさらによかったが、今後に期待。

この宿、なかなかいい。ここからレース会場のたつがねまでは遠回りしても約40分だ。途中、コンビニも3軒ある。

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「レースに出る」

6:20に宿を出て、志津川を回ってコンビニでおにぎりと水を買い、7:00ころ会場着。この時点ではメイン駐車場は好きなところに駐車できる。今回は昨年の戦訓を踏まえ、生ものは食べていない。ので、おなかの調子もいい。

12:20のレーススタートまで暇だな、、、開会式に出たり、他のクラスを見学したりした。

日差しと寒さで、帽子とユニクロのライトウエイトダウン必須!

さて、スポーツクラスのスタート。1週目のパワークライムでどんどん抜かれて行きます。
なんてこった、、、このゼエゼエ感、、、歳ですかね。

あっという間に一人旅。
3週目に女子エキスパートの選手を抜いただけで、男子スポーツでは結局完走者では最終走者。なんてこった!(DNFの人が1人居ました。)
シングルトラックは面白くてよかったけどな、、、

でも、タイムは3年前と同じで1時間15分だった。昨年より6分向上しているが、昨年が急性腸炎であのザマだったので比較になりません。3年前は下に7人くらいいたんだが、思うにその7人がレースやめちゃったのでは、、、そうなるとオレが最下位になるのは道理。

いや、、、
もしかしたら、みんな650Bとかに機材換えして勝利条件を手にした?
いやまさか、、、勝利条件における貢献度合は「心肺機能 95:機材 5」 のはずだ。(自分の経験によります)

そうでなければあの重いファットバイクの人に負けるというのは考えられない。心肺機能が衰えましたね。


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「評価する」

タイム的には3年前と変わらずだが、5年前に比べ9分下回った。
また、今回設定した目標を10分下回った。3周で10分の遅れなので、1周で3分遅れたということだ。これってけっこう致命的なんじゃないか。

3年前の段階で対策していればこうはならなかったかも、、、過去の怠惰のせいか、、、

一日おきのバイクライドのおかげか、少なくとも3年前のレベルにとどめることが出来ているので、もう少し運動強度を上げてみるか。

次は7月末の鳥海。果たしてどうなるか。

鳥海は1時間40分を目標にするか。(後日決定する)



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