もどる


MT.鳥海バイシクルクラシック 

秋田・由利本荘・矢島 2010.8.1


この時期の秋田には珍しく熱帯夜である。といっても26度くらいなので、酷暑の地方の読者にはかわいいものだろう。今回は完全な練習不足だ。なんせ子育てのために冬の間の練習がほとんどできなかったのだ。夏になってようやくロードトレーニングできるようになったが、絶対距離が少ないよ。これでは成績は推して知るべし。

でも、目標は高く持って、1時間35分を切ることにしておいた。


3時45分起床、4時に家を出て、戦友のS氏の邸宅へ向かう。そこから矢島・日新館にむけて出発だ。

途中、コンビニでおにぎり2個を購入し、海苔を外して食べておく。

今回のカロリーはおにぎり2個、ウィダーインゼリー1個、SOYJOY1個、カロリーメイト2本、vaamゼリー2個といったところ。900kcalというところですか。


6時半前に日新館に到着し、親切な年配のローディー(知らない方ですが、、ありがたや)の指示で彼の隣に駐車スペースを確保することが出来た。

その方はアップ用にフルードタイプのトレーナー(固定ローラー)を踏んでおられた。えっ?

音がしていない!10年以上リムドライブのものすごい振動と音に慣れきったオレには、魔法のように見える!(アーサー・C・クラーク讃江)

向かいにある鳥海高原鉄道の矢島駅には、沢山の風鈴がぶら下がって、いい音を立てている。トレーナーのシャーという音とその風鈴の音、風の音とが渾然となって、非常にのどかである。そんな情景を眺めながら、2時間待つことになる。幸い、スタート地点では雨は降ってはいない。その間、トイレに行ったりコミュニケを見たりして過ごす。30分前にはアップを始める。

心配なのはふくらはぎだ。過去、何回かふくらはぎが攣ってしまっている。攣ったまま漕ぐと、翌日歩けなくなるのだ。そこで、念入りにストレッチをしておく。

さて、いつものように矢島中心街をパレード後、スタート。大人数のスタートなので、落車の危険がつきまとう。事故らないよう注意してスタートする。

スタート後、ちょっとヘンだ。いつもは楽に感じるハーフクラスのゴールまでがなんかつらい。ここで稼ごうと思ったのだが、ちょっと頑張ると、すぐ息が上がりそうになってしまう。どうする!どうなる!

ハーフのゴール以降が、オレらにとっては実は本番なのだ。

このへんでふくらはぎが攣りそうになってしまう。幸い、下りでストレッチできたのでなんとか攣るのだけは避けられた。こうしたこともあって、タイム的には伸びてない。


前回、戦訓としてG-shockのアラームをならして目安にすることを自ら提案していた。今回、それを試してみた。9:30、10:00、10:10、10:20と鳴らすことにした。

しかし、聞き取れたのは10:00、10:10のみだった。たぶん、みんなと一緒に走っていると走行音でアラーム音が聞こえなくなるのだ。聞こえたのは、一人旅しているときの時間帯。これについてはもっといい方法があるかもしれない。なにか模索してみたい。

また、ボトルケージを2つつけて、ボトル1本にはVAAMウォーターを薄めたもの、1本には水を入れておいた。この水なんだが、後半は10分おきに脚にかけて冷却するのに使ってみた。これは良く効いたようだ。

さて、昨年引き足を使ってラクだったので、今年は頑張ってみたい。前半の苦しさがなくなったので、後半は攻めていけると思った。

頭を上げると息が続かないので、頭を下げ、前方は上目遣いで見る感じだ。これはたつがねで得た走り方だ。こうして次々といままで抜かれた人たちを抜いていく。

しかし、あと2kmくらいの地点で目標時間をオーバーしたことを知る。ああ、、、残念。昨年度より遅いのが非常なショックだ。


そしてゴール。脚は最後まで攣らなかった。また、翌日以降、筋肉の痛みなどがなかったので、全てアナエアロビック・スレッショルド(嫌気性代謝閾値:AT)以下で運動していたようだ。

もうすこしがんばれないのだろうか?とも思うが、常に用意している言い訳として、無事これ名馬という言葉がある。もっとも、名馬たるもの、全体の中盤からはるか下位に位置したりはしないだろうから、矛盾した言説といえる。

ゴール後、すいかと麦茶をいただく。そして、しばし下山まで待つ。

下山中に雨が降ってきたが、レインウエアを着ていたので問題はない。次回はレインウエアの裾を縛るベルクロテープを持っていこう。

無事下山後、おにぎりと豚汁を食し、表彰式を見て、その後、帰り道にある温泉に寄ってみた。すっかり行楽気分になっていることが問題なのかも知らん。しかし、、、行楽もやめられまい。

http://maps.google.co.jp/maps/place?cid=15737276358444741149&q=由利本荘三六温泉&hl=ja&gl=jp

みろくおんせん、と読むようだ。お湯が熱くて非常によかった。フルーツ牛乳がなかったのだけが残念だ。


今回の反省点としては、前半でタイムが出なかったことにつきる。まちがいなく練習不足が原因だ。後半はそれなりに頑張ったと思うのだが、、、

とにかく、今のオレはあのフルードタイプのトレーナー(固定ローラー)を冬までに購入することで頭がいっぱいだ。



フル男子D 40歳以上 261人中 201位(実出走者中)1時間45分49秒

トータル 876人中 683位


inserted by FC2 system