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MT.鳥海バイシクルクラシック 

秋田・由利本荘・矢島 2009.7.26


【はじめに】

昨年の夏、子が生まれたため、子の世話などでトレーニング時間・資金とも着実に減少してしまった。練習量は昨年に比べ1/3といったところ。なかなか難しいものだ。それでもせっかくのレースなので、ぜひ参加したい。今回、レース会場の写真もないのだが、そうした余裕のなさを物語っている。

今回用の装備としては、本当のところ、決戦用ホイールを調達したかったのだが、間に合わなかった。英国の通販サイトWiggleでいつまで経っても在庫がなかったので注文できなかったのだよ。

まあ、来年以降への積み残しとしたい。今回はコンチネンタルの20Cのタイヤのみ新調した。このタイヤは相当優秀なもので、登り・下りともなんら問題はない。登りはたしかに軽い!登りがつらくなかったのはこのタイヤのせいかな。

今回の新装備

今回もボトルは1本のみ。キャメルバックのボトルなのだが、これが意外な働きを見せる。これらについては後ほど語ろう。


【使用バイクなど】

今回も弊社の虎の子のロードバイク、Quantumを使用。ドライブトレーンは9速、フロントは52-39、リアは11-27にしてある。

摂取した朝食は、おにぎり2個(海苔ははずす)(1個 200kcal)とカロリーメイト2本(200kcal)、ソイジョイ1本(120kcal)、ヴァ−ムゼリーを1個(50kcal)摂取。800kcalくらい。


【戦況】

雨を覚悟していたのだが、意外とレースにはいい天気になった。適度に曇って、レース日和なのだ。

オレのクラスは一番人数が多いので、スタート後の混乱に巻き込まれないようゆっくり走り始めた。けっこういいペースで走っていく。タイヤのおかげか、すごくラク。本来であれば、ラクだったらもっと追い込めばよかったのだが、心のどこかに甘えがあり、そのまま走り続けてしまったのだ。

ハーフコースのゴールを通過すると、登りは次第にきつくなっていく。しかし、、、、ラクなのだ。オレはやはり相当な勘違いをしていたのだ。もっと頑張る必要があったのに、、、

さて、気が付くと引き足をうまく使えている。えっ?引き足って、こんなにラクだったっけ?とも思った。引き足メインと踏み足メインを交互に繰り返していく。足の引きつりはまったく感じられない。まるでサイクリングだ。しかし、なぜタイムにまで頭が及ばなかったのだ。オレはバカだなー。

ギアは昨年から取り入れている24Tを主体に、我慢できなくなったら27Tに上げ、また24Tに戻すということを繰り返す。ひとり旅になることもなく、前走者に追いついたりしていたので、それなりに頑張っているのか、と勘違いしてた。

給水所で十分な水を飲んでいたので、レース後半にはボトルの水を体の冷却に使うことにした。ここで、キャメルバックのボトルがいい働きをする。こいつはオートマチックで開く吸い口があるのだが、勢いよくボトルを握ると、まるでシャワーのように水が出てくる。おかげで太もも・すねを効率的に冷やすことが出来た。

残り4km地点をすぎると、あちこちでふくらはぎをマッサージして停まっている人がいる。そんななかでもオレは平気だったのだ。オレは速くなったのか?とここでも勘違い。

そして、昨年度より4分遅れのタイムでゴール。ゴールしてから、「しまった!」と思うが後の祭り。まあ、初回参加よりはタイムは良かった。しかし、もっと頑張ることが出来たのにそれをしなかった。それが証拠に、まったくつらくない。レース後の1、2日でもまったく普通に歩いたりできた。レース中、ラクであってはいけなかったのだ。こんな当たり前のことが気づかない。(それがレースなのかもしれません)

昨年度のタイムを確認することもせずに走り始めてしまったことも失敗であろう。

結果的に、オレは単なるサイクリングをしただけだったのか、、、、がっくり。

まあ、怪我とかはなくてよかったのだが。

来年は対策して望みたい。具体的には、目標タイムに届くように時計のアラームを鳴らすとか、だ。30分毎にアラームを鳴らすようにするとかね。そのトレードオフとして、ふくらはぎが攣ったり、苦しくなったりするのだろうが、、、仕方がない。

さて、今年のレースはこれで仕舞いだ。あとは例年のように、トレイルバイクでシングルトラックをゆらゆら走ることで12月まで過ごそうと思う。



フル男子D 40歳以上 218人中161位(実出走者中) 1時間41分55秒

トータル 712人中515位


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