秋田県田沢湖 2006.06.25
【前回までのあらすじ】
仙台泉が岳では、豪雨のため中級みそっかすクラスは中止。その後、1か月ちょいはレースはない。そして、この数年、田沢湖は雨中のレースだった。前回は1周1時間以上もかかってしまう体たらく。果たして、今回はどうなるか。
実は、少々練習量を増やしてみた。
去年までは週1回、35kmを走るというロードトレーニングを行っていたのだが、今年から週2回にしたのだ。本当は1回の練習につき80kmくらい走れればいいんだろうけど、、、35km練習でも、練習場所への往復も含めて1時間半はかかってしまう。
世のライダーたちよ。どうやったら練習時間をとれるのか、ウソでいいので教えてください。((C)ヨシダプロ)
【今週の田沢湖ちょっといい話】オレの好きな田沢湖ですが、田沢湖湖畔から国道105号線に抜ける道に、産直センター「むらっこ物産館」がある。休日には、農家おばさんが美味しい味噌付きおにぎりを炙っています。ウマー。今回の昼食はここで食べました。みんなも要チェックや!((C)ヨシダプロ)
http://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/04_murakko.html
【使用バイク】今回もファーバーを使用します。タイヤは超軽量タイヤKENDA KLIMAX LITE。ホント、軽い。コンパウンドも砂利では粘る。XCレースには適した機材かもしれません。ただし、このタイヤ、木の根に非常に弱い。
昼食は前述の「むらっこ物産館」で、おにぎり2個、じゃっぱ汁、ハマージェル1袋というところ。これで600kcalだ。
たつがねでの実走で、少々尻が痛くなったのを踏まえ、シートを5mm前方に出してみた。
あと、インセクト・ポイズン・リムーバーをサドルバッグの中に入れていく。これはブヨ対策な。刺されたらすぐに毒を吸い取る。たとえ召集中でもだッ!
【コース状況】天候は快晴。すばらしい天気だ。空気も乾燥している。この季節はいつもこうなのだ。今年は例年より1か月早い開催日なのだ。来年もこの辺りで開催してくだちゃい。
田沢湖エリアは、来年の国体を控えて大改造中であった。従来から田沢湖レースの本部は、田沢湖青少年スポーツセンターに置かれているんだが、老朽化が激しく、現在、新センターを田沢湖スキー場の敷地内に建設中だ。おそらく、来年のレースは新センターを本拠に行われるのだろう。そして、その関係上、従来のシングルトラックの一部が工事のため潰されてしまっているはずだ。
まず、2.4kmの登り、そしてゲレンデを横断し、黒森山を上って下るところまでは従来通り。その後、シングルトラックに入り、陸上競技場のわきを抜け、スタート地点へ帰ってくる。そしてラグビー場の周りのジープロード・シングルトラックを回って再度スタート地点へ戻り、終了。距離は7.6kmだ。これを、エリートライダーは25分で走る。
こまかい部分が変わっている。
【今回の目標】エリートライダーの1周タイム+15分としたいところだ。具体的には、1周であれば 40分以内というところ。順位はまあ、どうでもいい。
【レースの進行】スタート状況。このあと激しい登りがつづく
スタート直後から激しい登りだ。中級女子の人にも抜かれてしまう。しかし、ここで頑張るとオレの場合、後が続かなくなるので、登りはマイペースで上っていく。登りのスイッチターンなどもなんなくこなしていきます。ここで1人抜きます。そして延々と続く登り。つらいぜ。でも、そんなにつらくない状態で走り続けます。
ようやく林道を終了。左に折れて短いシングルトラックに入ります。で、さっきの女子選手を抜きます。その後、リフト直下のつらい登りですが、この時点で前方に10人ほどいます。この人達をなんとか抜きたい。しかし、激坂なので無理ですな。で、森の中のシングルトラックの登りに入ります。これもつらいんだよなー。森の中のシングルトラックで、前方の集団から脱落者がでます。その人をかわしていきます。これで都合3人抜いた。ようやくシングル登りをクリアすると、次はゲレンデ横断。ここで前の集団からは結構離れてしまったかも知れません。前に人がいない!
さて、黒森に突入。登りはつづら折れなんで、イージーです。そしていよいよ黒森のシングルトラック下りに突入。昨年度はここが雨でクリーム状になっていて、乗車は一切不可能でした。しかし、今年の積雪で押され、いい具合にバンクが形成されています。ここをバンク通りに走ります。
ここで、前方の選手を1人パスしましたが、後ろから来た選手にオレもパスされてしまう。こ、、、こいつ、走り慣れてやがる!やはりディスクブレーキとVブレーキの性能差か。
さて、黒森を下ると次は陸上競技場の脇へ向かうシングルトラックですな。ここは実に走りやすい。シングルトラックをぐるぐる走っている内に、見覚えのあるシングルトラックを走っています。ここは、従来レースで使っていたシングルトラックの一部ですな。潰されなかったシングルトラックもあったのか。ちょっとうれしくなったぜ。その後、センター脇の下りで、アスファルトに砂利が浮いているとろで転倒してしまいます。オーバースピードだった。うう、、、情けない。ジャージにちいさな穴が開いちまった。試走していれば避けることが出来たミスですな。ここで、さっき抜いた人に抜かれ返されちまう。
次は、岩の間をすり抜けるポイント。ここはギャラリーが多いので、ぜひスムーズに抜けたいところですな。結構な速度で進入し、すぱっと岩の間を抜ける。
そして、芝のジープロードから砂利のジープロード、シングルトラックと続きます。さっき抜き返された人を抜くタイミングをはかりますが、シングルトラックで木の根に2度も引っかかってしまい、離されてしまう。転倒でそうとうメンタル・フィジカル面で動揺したのが原因だろうか、、、、
そして、このままゴール。タイムは46分。目標タイムに6分も及ばなかった。順位は、12人中8位でした。
ようやくゴール。このあと、でかいトマトを振る舞われた
まとめ
7.6km 46分くらい。平均速度10.0km/hくらい。
8位・12人中(エントリー中)