秋田県田沢湖 2005.07.10
はじめに
いよいよ、オレ内ではメイン・イベントである田沢湖の時期が到来した。しかし、季節は梅雨。案の定、雨がふりそうな気配である。
田沢湖に備え、毎週末にはかならずバイクに乗る方針でここ2か月くらい過ごしていた。山に行けないときはロードバイクを使用してました。アップダウンの連続する道路で練習していたのだった。その結果、バイクの乗り方が微妙に変わってきた。以前はアップライトな姿勢をとっていたのだが、最近は腰が後ろに移動し、背中を下げるポジションに変化してきました。
このことがどのように田沢湖に影響するか。楽しみであったのだが、実際には昨年に同じく、苦いレースとなりました。それも、去年より相当苦い、、、
今回のレースの目標
順位の中盤に食い込むこと。そして、トップから10分以内にゴールすることとしたい。
出走準備
雨どころではなく、豪雨である。それも、オレのクラスの時間までもう12時間以上降っているような状況だ。オレのクラスの前は、スポーツ、エキスパート、エリート、ビギナーと全てのレースが終わっている。つまり、これがどういうことかというと、路面状況が最悪という結果になるのだ。
レース状況
などと予想しつつ、スタート。登りは1.5km先の沢沿いまで続くことは十分知っている。そのため、まあなんとなく登り続けることができる。ロードトレーニングの成果かもしれん、と思い、沢ぞいのシングルトラックをぬけます。ここまでは何人かの選手と一緒に走っていきます。
ゲレンデのリフト支柱下の登りに入ります。ここも極力乗車していけます。しかし、問題は次の森の中のシングルトラック。ここはすでに泥濘と化していて、オレの脚力では乗れません。しかし、このへんはまだかわいいもんだった。次の黒森のシングルトラックに比べれば。
まさに泥濘+急斜面。ここはある程度は乗車できるものの、大部分は降車して走り下るしかない。が、足が滑る滑る。SPDシューズのスパイクなど一切聞かない、クリーム状の泥濘です。
これがVブレーキとタイヤの隙間に絡まってくる。しばしば、その泥をバイクから取り除かねばなりません。このへんで相当気分的に凹んできます。
この辺で、もう完全一人旅状態。
ようやく黒森を抜け、スキーセンター「レラ」裏のシングルトラックに入ります。
ここは今年から大幅にコースが変えられていますが、泥濘と化していることは黒森と同じ。コンディションがよければ楽しいコースだったんだろう。そしてスタート地点に戻り、最後のループに入りますが、そこも一部泥濘。
正直、乗車できないことのほうがが多かった。オレの脚力が泥濘を突破できないだけかもしれないが、、、
終了
足、心肺機能とも十二分に残した状態でゴール。64分もかかってしまった。実出走者11人中8位。
1位の人とは18分差もついています。どうすればあの泥濘をそんなに早く突破できるのか、、、これを読んでいたら教えてください。
(わかったこと・再認識したこと)・オレの足は泥濘に弱い
・Vブレーキバイクはやはり泥に弱かった
・雨に濡れた状態で泥濘の中を走っていると凹んでくる
・泥濘の中走っていると気分的には凹むが体力的にはむしろ凸む(←なんて読むかは知りません)
・泥まみれのSPDシューズは、脱いだ状態でスプレー式洗車機で洗うとラク
・雨のレースのときは、ウエアを洗うのにバケツを持って行くとよい
・レース後に入る水沢温泉は最高だ
まとめ
7.8km 64分くらい。平均速度7.5km/hくらい。
8位・15人中(エントリー中) 8位・11人中(実出走者中)