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秋田 矢島町 鳥海高原矢島 2001.9.15


余談

このレースより、ついに戦友S氏が復帰しましたな。残業に追われていた彼ですが、ようやくバイク界に復帰。

その間、彼のバイクにクラックがはいったりBBがねじ切れたりしたとのことで、新バイクを購入しての参戦でした。新バイクはXC用フルサス、、、、めでたい。

今回のレースは、ジャパンシリーズでもなく、JCA公認のレースでもなく、いわゆる草レースです。秋田県沿岸部南部の矢島町にある鳥海高原矢島スキー場でおこなわれるのでした。こういう、地元で行われるレースは極力参加していきたいです。参加料も安いし、、、参加賞は地元産野菜の詰め合わせ。こういうのは素朴で好感がもてますな。

レース場に着いてから、レーシングパンツを忘れたのに気がつき、近くの本荘市までいって、ショートパンツを買って代用しました。チェックリストの確認を怠ったのが原因ですな。草レースをなめてかかっていたのかも。


今回の目標

今回は、スポーツクラスに参戦しました。エキスパート、スポーツ、ビギナーの3カテゴリーですな。スポーツクラスは11人しか参加者がいないのです。このことから、10位以内も狙える(笑)。と思っていたら、スタート直前に、召集に応じた者は8人。8位内は確保した(笑)。しかし、顔ぶれは主宰が普段出ているクラスよりももっと上のクラスの人たちなのだった。

とゆーわけで、目標は、最下位にならないこと。


レース状況

天気は直前まで雨でしたが、レース中はやんでいました。

コースは長さ2.75km。前半は主として登り、後半は下り主体。いつものことだが、最初の登りでいかに稼げるかにすべてがかかっているといえます。

スポーツクラスは四周するので、11km。半分が登りということは登りは5km以上あるということなのか、、、登りはゲレンデの脇の芝の道。ここを登り切ると、すぐに林の中のシングルトラックにはいるが、ここはなんつーか、2つの急なドロップオフのみ。ドロップオフが終わると、またしばらく登ります。登り切ると、再びシングルトラックに入りますが、ここが前日の雨でどろどろなのだった。参りました。泥の中を乗ってクリアできるほど、主宰は脚力がないので、半分は降りますな。泥の中のレースは数年前の種山以来だなあ、、、と思いながらクリアしていきます。森の中にはいると少し泥が緩和されます。シングルトラックが終わると、下りのジープロード。ここは40kmオーバーで走れますな。下りが終わると、スタートに戻ってきます。

これで一周ですが、きつい! 心拍計は180ちかくをうろうろし続けます。主宰にとっては危険な心拍数ですな。休みたい、、立ち止まって。そんな誘惑を振り払いながら、乗ったり降りて押したりして登ります。

きついんですけど、周回を重ねるごとに時間感覚が変わってきます。つまり、時間を短く感じるようになります。アドレナリンの効果ですかね。

一瞬、前に人影が見えますが、すぐにシングルトラックに消えていきます。追いつきたい、と言う気持ちも、肺と心臓の苦しさにかき消されていき、やるせない思いに、、、、

3週目の後半についにトップにラップされてしまいます。

いつのまにか最下位になっていました。最下位のままゴール、、、とおもったら、リタイアした人がいたのでした。


レース後

今回も疲れました、、、泥はいやですね。踏めませんよ、ペダル。一度ひどく転倒したんですが、奇跡的にけがはしませんでした。


まとめ

最下位は避けることが出来たんだが、心肺機能の低さはもとより、泥の中では全く踏めないという、自分の脚力のなさを思い知らされました。

リザルトは未公表のまま、抽選会が行われ、主宰にはバイク用のソックスが当たりました。バイクソックス、だいぶ古くなっていたのでうれしかったね。

あと、泥の中でもシマノのXTRドライブトレーン(ラピッドライズ)は、一度の変速ミスもなく仕事をしました。フロントディレーラーは泥団子状態でしたが、きちんと作動するのに感動しました。


スポーツクラス タイム不明。7位・8人中。


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