戻る

 

3 偵察活動


初日の上陸時間はわずか3時間ほど。

これではあまり活動できないなーと思ったので、徒歩で三日月山というところへ行き、比較的近い宮の浜経由で港へもどるコースをとりました。宮の浜は珊瑚のかけらがいっぱい流れ着いてました。すげー。

その後、港周辺をぶらぶらしているうち、小さな沢に出ましたよ。

沢と言えば生物。オレの生物心をくすぐります。で、しばらく沢の中を探したところ、カワニナ状の小さな貝が見つかりました。

あとで調べたところ、オガサワラカワニナという固有種(小笠原にしかいないというイミ)だそうです。

ほかになんかいないかなーと思っていたところ、こんなもんが。これは2枚貝の片方だけの形状の貝。こんなの知らない。海にいるヨメガガサとかヒザラガイに似てますが、、、

これはフネアマガイ。原始腹足目という、いわば巻き貝の先祖でした。奄美以南に生息。どおりで見たことがない貝だと思ったよ。

 


 

貝と戯れているうちに小雨が。肌寒い天候、ちょっと予想はずれの天気です。

港の前イタリア料理屋「ブオノ・ホライズン」で昼食兼夕食をとりました。

タヒチのヒナノビールと、島マグロのガーリック炒めを頂きました。非常に美味いです。ここにはまた来ようとおもいます。

その後、土砂降りの雨となり、観光案内所「Bしっぷ」に一時避難の後、おとなしく「きそ」号に帰りました。

 

  

 

 





「きそ」号内ではビデオで「指輪物語 旅の仲間」を上映してました。部屋に帰るのも忘れ、2時間ほど見てしまいました。近く公開予定の続編が楽しみだ、、、

夜となって大荒れ。やはり南の島といっても冬なんですね。こんな感じで荒れてました。

なんでも、ブイにつないでいたロープが切れてしまうほどの風だったようです。

この写真は、僚船の「いしかり」。名古屋発の観光船です。このあと、真夜中に「いしかり」は「きそ」との衝突を避けるためか、停泊位置を相当ずらしました。

すごく怖いので「チーズとうじ虫」を読みながら寝ました。


次へ

inserted by FC2 system