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2 往路のようす


bike今回は偵察なのでバイク(KLEIN Fervor)を持ち込み、父島の隅々まで行ってみることにしたんです。そのため、バイクを出港地である東京晴海埠頭まで運ぶ必要がありました。

でも、バイクを運ぶにはいろいろと輸送上、そうとうのリスクを負わなければならない。

年末年始で飛行機、JRとも混み混み。そんななか、でかい輪行バッグを担いで移動することなど、オレにはムリだと思いましたよ。周りの人に引っかかってケガでもさせたら、、、

そんなわけで、アレを入手しましたよ。キャスターのついたセミハードケース。これにバイクを入れたうえで、ヤマト運輸の「サイクリングヤマト便」を使用する事にしました。

これにより、往復5000円でバイクを輸送することができました。本来なら30000円超の輸送料が必要なんですよ。

ありがとさん>ヤマト運輸&(財)日本サイクリング協会

で、朝いちで晴海埠頭近くのヤマト運輸の営業所に行き、バイクを受け取って晴海へ。歩いてケースを押したところ、3kmを移動するのに1時間もかかってしまいました。タクシーを頼めば良かった、、、

(この旅の帰りはタクシーにお願いしました)


ケースの中は上の写真のとおり。下の方にパイプのフレームがあって、そこにバイクのエンドを固定します。軽量なわりに、よくバイクをガードします。これなら安心ですな。

で、船に乗り込みます。

バイクは船倉に預けましたけどね。

今回の船は、年1回の観光船。太平洋フェリーの「きそ」号、14000トン。けっこうでかいですよ。

印象は、乗務員がすごくよく訓練されてました。サービスの面で。すごくいい感じです。

出航は9時半ころでした。これから25時間の船旅なわけです。こんな感じでデッキで写真を撮りました。

 


4時間ほどで房総半島も遠くなり、すっかり外洋に出ました。

もう、海しか見えません。

すごくいい気持ちですな。海はすごくないでいます。

途中、三宅島が遠望できました。いまだ噴煙を上げています。避難した島民の気持ちはいかばかりか、想像を絶しますな。

夕暮れ後はバイキングのご飯。その後、ラウンジで本を読んで過ごしました。  

今回の旅用に持ってきた歴史の本です。ビール片手にじっくり読むことができました。おもしれー、「チーズとうじ虫」。

生涯数回目の再読ですが、あまりのおもしろさに感嘆しました。 

その後、船内のミニシアターで上映してた映画を見てから風呂に入って、2段ベッドで寝ました。


 夜が明け、昼近くに父島が見えてきました。

 とおくに、母島も見えました。

 でも、この天気、、、ちょっと残念ですな。東京湾はあんなに好天だったんですけどね。

 「きそ」は、二見湾の中ほどにブイ(浮標)にもやいで固定します。この作業に約1時間ほどかかりました。

 いよいよはしけでの1回目の上陸となります。

  

  

 


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